2015年4月15日

こちらのブログで紹介してたブラジル、インペラトリス市民限定で販売しているというフリエネ発電機GERADOR CAPTOR DE ELÉTRONS DA TERRAをちょっと調べてみた。
公式サイトはこちら


発明者はBarbosa NilsonとDe Moraes Leal Cleristonのお二人で、特許はこちらを参照、図面が欠落してるので一部だけこちらから抜粋させて頂きました。

この装置のコンセプトはアースから電子を捕獲し、それをループ回路を流れる電流に追加して利用するらしい。

その回路図ですが、アース線の接続点が不思議なマークになっているためこの部分は電気的に接続されているのか?してないのか?この図からは判断できません。

接続の有無に関係なく回路(4)に短絡電流が流れるので(実験でクランプ計の電流値が1000Aを超えていることから推測)トランス端子間の電圧は極めて低くなり当然、負荷端子間も低くなり、大きい電力を取り出すことは難しいでしょうし、一次コイルの巻き方向によっては短絡電流は流れず、それにともない負荷端子間の電圧が高くなり大きい電力も取り出せるはず。

どちらにせよ、その電力は電源から供給されるに過ぎない。

・・・・・これ以上やるとただの憶測になってしまうのでやめにします。

それよりこの装置の販売価格に一言いいたい。
価格はこちらに5500ドル(660,000円)から始まるとあるが、ちょっと待って頂きたい。

ブラジルの平均月収は74,600円である。(こちらを参考)
日本は314,600円らしいからこの発電機の価値はインペラトリス市民にとって

660,000円x(314,600円/74,600円)=2,783,324円

これを高いと感じるか安いと感じるかは各自の判断にまかせます。

 

 

 

 

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