2019年11月29日
MAGRAVの実験動画です。
動画の説明欄に詳細についてはこちらという感じでURLが貼られておりましたのでそれをクリックしてみました。
WebサイトはMagravs
Plasmaを使った医療関連の製品を扱っている企業のようで、肝心の動画については一切触れておりませんでしたので、この動画について問い合わせたところ、残念ながらお返事がありませんでしたので視聴した当方の私見(憶測？)を書かせてもらいます。
まずこの動画は、Magravsを使うと出力が入力より約二倍に増幅されることを証明する実験のようで、電力を測定する二台のワットチェッカー、動画では左側が入力電力で右側が出力電力となってます。
しかし、実はそれぞれ別々の電力を測定しているだけなのではないか？と当方は勘ぐっております。
つまりどちらもコンセントからの入力電力を測定するもので、Magravsの入力電力は右側のワットチェッカーで、左側のワットチェッカーは動画では見えない別の負荷を動かすことで生じている入力電力だということです。
その証拠ですが、まず送風機のコンセントを差し込む瞬間、動画が一旦切れてます。この切れている間に左側のワットチェッカーに右側のワットチェッカーにくらべて二分の一の消費電力が表示されるような負荷を動かしている。
もうひとつの証拠は、ハロゲンヒータのコンセントを差し込むと消費電力が大きいので電圧降下により送風機の回転速度が若干落ちていることが音で分かりますが、実はコンセントを差し込む前にも回転速度はほんの僅かですが遅くなっていることがやはり音で分かります。
つまりコンセントを差し込む前に左側のワットチェッカーに約200Ｗの消費電力を表示させたことによる電圧降下が生じているということです。
僅かの変化なので耳で聞き分けることが難しいので、Audacityというオーディオ編集ソフトで問題の場所（3分42.247秒－3分45.396秒）を切り取り増幅してみました。
２が問題のコンセントを差し込んでいないのに送風機の音が小さくなる(回転速度が遅くなる)部分です。
横に伸びている黒い線は２の音の強さに合わせて引いたラインです。
１では明らかに音が２より大きく、ハロゲンヒータに電源が入った３では２より小さくなっているのが分かると思います。２と３の間は人の声が入っているため判定不能、また音情報が二つあるのは左(L)右(R)があるからです。
ちょっと調べたところでは、これなども同じようなカラクリではないかと予想してます。何も負荷を接続していないのにMagravsだけで消費電力が約100Ｗもあります。
コメントでも同じようなことを指摘している方がいらっしゃいますが。
負荷を接続すると一旦は０Ｗになってからまた約90Ｗくらいに戻り、訳のわからないパフォーマンスをしております。
最後に一言、書かせてもらいます。
何を信じるかは個人の自由です。
当サイトに何が書かれてあろうが、影響を受けずに真面目に研究を続けて居られる方（例えば井出氏など）はいます。
影響を受けるのは自信がない証拠です。
また意味もなく騒ぎ立てるのは、それこそ詐欺行為が出来なくて困る人の言い分ではないかと感じてしまいます。
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