2014年12月19日

倉田大嗣氏の油化還元装置に関する民事訴訟です。
ややこしい事がたくさん書かれてますが、要点だけ抜粋します。

 


(1) 被告は,本件販売代理契約のもと,重油,廃油,廃プラスチック等を価値の高い軽質油(ガソリン,灯油,軽油等)に変換する油化還元装置を,平成18年12 月末日までには納品すると約束していたにもかかわらず,実際に被告が製作した装置では,日本国内の税制上必須である灯油(JIS規格を満たしたもの)への 油化が不可能であり,上記約束を果たすことができなかった。

原告は,本件販売代理契約締結の際,代理店業務遂行のためには,平成18年12月末日までに油化還元装置(ミニZ-Ⅱ)1台の納入を受ける必要がある旨を 述べ,被告もこれを了承した。しかし,被告は,油化還元装置(ミニZ-Ⅱ)を前記期限までに完成させることができず,その後も日本国内の市場へ向けて納品 することはできなかった。以後現在に至るまで,本件販売代理契約に規定された油化還元装置にかかる日本国内での事業が,進展することはなかった。

 

つまり謳い文句どおりのモノは作れなかったようです。
彼が書いた書籍を持ってますが、こちらの判例文の方が客観的資料として使えるのでこちらを載せました。

 

ちなみに彼の本にはB3磁場で磁石モーターを台湾で完成させたとか、重力調整装置はすでに開発してあるとか書かれてます。

 

余談ですが廃プラスチックの油化還元装置はすでに樹立した技術であることは知ってます。
しかし、こちらにこの技術に関するデメリットが分かりやすく書かれてます。
これは一読に値するかと思います。

 

ただ一言つけ加えると、油化した生成油は一箇所で燃焼することだけが目的ではないため、油にした方がどこでも燃やせるというメリットはありそうです。

 

 

 

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