2015年10月9日

石油を作り出す技術だそうです。
その方法とは水と石油を混ぜたものに炭酸ガスを入れると炭酸水(?)が石油にかわるというもの。

これだけ聞くとストローでブクブクしたコップの水に石油を入れれば人工石油の出来上がり、という間違った印象を与えかねないですが、正確には酸素や触媒としての二酸化チタン、紫外線照射などが必要らしくその工程はかなり複雑みたいです。

化学は専門外なので当方は理論的な解説はできませんが、ただネットをちょっと調べたところでは指摘されている箇所がみなさんよく似ていている。
(たとえば石油が生成されたとする証拠を体積変化だけを見て判断しているとか・・・・)

そもそも生成されたものが本当に石油かどうかは燃焼実験をして発熱量をきちんと測定すれば分かるはずです。
つまり石油を増やす技術なわけですから、混合させる前の石油の発熱量と増大後の石油の発熱量を比べて本当に生成されているのなら発熱量も増えるはず。

仮にもし増えていたとしても今度はその生成工程で使用するエネルギーも含めて評価しなければなりません。
エネルギーが変態しただけかも知れないので。


それと「3円の消費電力で100円分の石油を得る」というカップラーメンのようなキャッチコピーもあるそうですが、こちらにそれについて計算されている方がおりました。


結果はマイナス!

(金額的にはマイナスですが熱量は増えてます。エネルギー保存則的にこれは正しいのかな???)


当方なりの総括としてはこれを権威あるところからの公式発表を待ちたいという姿勢にはとてもなれず、そもそも公式発表って?という疑念しかなくこのニュース自体が京都大学の公式HPにはありません。

 

 

 

 

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