ケッシュ財団が製造、販売しているMagravs
Power(マグラブパワー)のカラクリです!
以前、Magravs Power(マグラブパワー)は力率を改善する装置だと書きましたが、再考察の結果、この装置のカラクリはもっと単純であることが判明しました。
結論を先に書かせて頂くと消費電力が減少するのは、この装置がコンデンサとして働くことでリアクタンス降下をまねきその結果、電流が減少するイコール消費電力の減少につながるということです。
このMagravs
Power(マグラブパワー)を自作なさっている方は結構おり、その中には実際に省エネ効果を実験で実証した人も居りますがしかしそのデータには大きな問題があり、それはその負荷が適正に動作しているかどうかその確認が取れていないところです。
言葉では意味がうまく伝わらないと思いますのでビジュアルでご説明いたします。
以下、その実験の様子です。
負荷をLEDにした実験。
まずは通常状態です。
消費電力5.9ワット
照度4250ルクス
抵抗体として10ワットの白熱電球を直列に接続した状態です。
消費電力4.2ワット
照度2130ルクス
「実験結果」
消費電力が28.8%減少しました。
省エネ達成です。
P=1-(4.2/5.9)100=28.8%
この実験で注目すべき点は目視では減光状態が分からないというところです。
注意:10W電球の照度も加算されていると考えると実際の照度はもっと小さくなります。もちろん目視でLEDの減光はわからない。
オマケとして白熱電球でも同様の実験をやってみました。
まずは通常状態です。
消費電力88.9ワット
照度3740ルクス
抵抗15Ωを直列に接続した状態です。
消費電力82.5ワット
照度2320ルクス
「実験結果」
消費電力が7.2%減少しました。
同じく省エネ達成です。
P=1-(82.5/88.9)100=7.2%
やはり同じく目視で減光状態はわかりません。
それと時間をかけて消費電力が変わってゆくのはキャパシタンスが不安定なだけです。
以上のような実験結果をふまえて導かれる結論はたしかにMagravs Power(マグラブパワー)は省エネ機器と謳っても問題はないのかも知れませんがしかし、これが省エネ機器として認められるのならこちらも認められなければなりません、と監視委員会らしく〆たいと思います。
フェイスブックにあった古参のフリーエネルギー系グループ『ケッシュ財団サポーター・フリーエネルギー研究会』が削除されております。
破竹の勢いでメンバーを増やしていって私が最後に見たときは1300人ほどになっていたはずです。
これほど人気のあるグループがなぜ突然?
この「ケッシュ財団サポーター」という名のグループが消えた理由がどうやら代表者が詐欺で民事訴訟を起こされたことが原因のようで、当方としては残念な気持ちでいっぱいであります。
詳細は分かりませんが代表者を影で指示していた黒幕もいるようで、どうりでつかみ所の無い感情の見えない方だな、と違和感を覚えたものです。
当方も昔、フェイスブックに登録していた時期があり、そのころの想い出もあるので、武士の情けであえて代表者の名前は書きませんが、フリーエネルギーを本気で研究してきた者にとっては悲しい話であります。
ケッシュ財団、QEGも公の場なのであえてハッキリ言いませんが、関わらないほうが無難であります。
当監視委員会からの厳重警告です!
ケッシュ財団が販売しているMagravs Power(マグラブパワー)についての新情報です。
この装置はなんと力率改善装置、つまり調相設備のひとつだったみたいです。こちらのQ&Aをご覧下さい。
ちょっと抜粋。
Q9,マグラブ装置が正しく動作していることは、どうやって知ればいいのですか。
A9,電気的な意味合いで言えば、マグラブ装置は、絶縁体なのです。大変高い抵抗値を示しますから、電流に対しては障害物であると言えます。
この、回線の中での非常に高い抵抗体であるにもかかわらず、装置に接続された機器は機能します。電力計を見てみて下さい。時を経るに従って、だんだん動きが遅くなることでしょう。そして、最終的には殆んどストップします。
Q11,マグラブ装置を電力源から外して使うことは出来ますか。
A11,もしあなたが、装置を別のエネルギー源、例えばソーラーとか風力などに繋げておられるのであれば、答えはイエスです。そうでなければ、ノーです。 マグラブ装置は、動作するために電気的な信号を必要とします。そして発電装置ではありません。時が来れば、ケシェ財団は電力網に接続することなく単独で動 作するマグラブ発電装置を発売するでしょう。
絶縁体(誘電体)であれば間違いなくコンデンサであり、このコンデンサで線路損失をまねく遅れ無効電流を打ち消し皮相電流を小さくするのでしょう。
ただ、屋内配線の短い一般家庭でそれほどの効果があるのかちょっと疑問ですが。
理屈は通ってますが、このような回りくどいやり方をしなくとも普通のコンデンサで十分でしょう。
それにMagravs Power(マグラブパワー)の容量がキロワットで表されてますが調相設備ならキロバールです。
そりより反重力とかの話はどこへ行った?という感じですが....。
ケッシュ財団が省エネ装置として販売しているMagravs
Power(マグラブパワー)と同じ構造、動作原理の装置を台湾の研究者が製作して、実際に省エネ効果が現れた成功例だそうです。
このMagravs
Power(マグラブパワー)の本家、ケッシュ財団からオリジナルの製品を購入し実証実験を繰り返しているにも関わらず全戦惨敗を余儀なくされている多くの日本人を尻目に、難なくこの台湾の研究者は夢のオーバーユニティを達成しております。
ホントに??
この電気回路の構成をよくご覧ください。
キテレツな電流の流れ方をしております。
ヘアードライヤーまたはヒーターを単体で動かした場合の効率はごく普通で、電流もキルヒホッフの法則通りに流れていることがお分かりかと思います。
この実験で省エネ効果が現れるのであれば当然その原因はマグラブパワーにあり、そのマグラブパワーが超効率になっていなければなりません。
つまり、ヒーターを単体で動かしたとき、
壁側の電力計の数値(入力) < マグラブパワー出力側の電力計の数値(出力)
のような超効率が確認できるはずです。
それがなぜか普通の効率だったものが、ヘアードライヤーを追加すると摩訶不思議にいきなり電源からの入力電流が減ってオーバーユニティになってしまいます。
ヘアードライヤーの強度が弱では消費電力は普通に合算されている?
そうゆう問題ではありません。
マグラブパワーにとってヘアードライヤーはまったく無関係な負荷のはずだからこれで超効率が達成するのであれば、あのヘアードライヤーがフリーエネルギー装置ということになってしまいます。
これでいいの?
このような超効率を演出してしまうと一番の問題点は電流が途中で消えたり発生したりと、電流連続則はおろか質量保存則すら破綻してしまうことになります。
未知の起電力のようなものが電源電圧と重畳して電子を強引に引っぱりオーバーユニティを達成するというのなら少しは可能性はあるのかも知れませんが、低エネルギー領域で実在しているものを消したり発生させたりするのはかなり至難かと。
ではこの超効率はいかにして現れたのでしょうか?
当方が一番注目したのは動画終盤に見せた壁側に取り付けた電力計の数値でした。
約110くらいの数字。
これ、動画の序盤あたりで同じような数値を見かけませんでしたか?
動画の2分35秒あたり。
そう、電圧値です。
壁側に取り付けた計器の液晶表示のタイムのところが変になってますね。
おそらく液晶パネルをいじったときに損傷してしまったのではないでしょうか?
見たところ液晶パネルは電卓と同じ簡易的なものなので電極部分にちょっと細工すれば本来ならポルト(中国語で伏)のところをワット(中国語で瓦)に表示させることは可能なはずです。(効率という文字も)
電力と電圧のレンジ切り替えはカメラワークで乗りきる。
この電圧値らしき数値は過負荷状態なので律儀に大きい電圧降下を見せておりますね。
100以下になってます。
しかし、高いお金を出してケッシュ財団からMagravs
Power(マグラブパワー)を購入しても謳い文句どおりの省エネ効果が現れないにも関わらずクレームひとつ無い現状はどうとらえるべきなのでしょうか。
夢を買った?
形には残らないけど、映画やコンサートのチケットを買うような感覚でエンターテイメントを楽しんだ、というゆう事なのでしょうか。
ケッシュ財団のMagravs Power(マグラブパワー)を実際に購入した日本人の方々が実験データを公開し始めたようです。
その測定結果を一つここで紹介したいところですが、そのほとんどがフェイスブック内に限られ、Googleで検索できない情報なので残念ながらそれをそのまま転載することはマナー違反なので結論だけを書きますが、当方が注目していた方の実験では残念ながら超効率には至らなかったようです。
個人的に言わせてもらえば至極当然の結果、という印象ですが。
むしろなぜ?という疑問が湧いてくること自体が疑問。
ちょっと脱線しましたが、当方が注目した方の測定結果では800ワット程の負荷で約10%ほどの電力がMagravs Power(マグラブパワー)内で消費されている様子でした。
またその消費電力も電流の二乗にほぼ比例するように増加しているのでまぎれもなくオームの法則がきく普通の電気回路のようですね。
そもそも電力測定に電力会社が使っているからと積算電力量計を使うのは如何なものかと思われる。
Magravs
Power(マグラブパワー)内部は絶縁皮膜が無くなった銅線をコイル状にしたものが配置されているだけで(サーモスタットのような物も入ってるみたいですが、過剰な温度上昇による焼損をふせぐ安全装置?)、おそらくインダクタンスの機能はほとんど無いと思うが、電流波形が歪んでしまうと大抵は誤差を生じるのが現状です。
どのような波形になっているのか誰かオシロで測定して欲しいところですが。
残念な結果で終わってしまったが、ケッシュ財団サポートサイドではなぜかここに至ってMagravs
Power(マグラブパワー)はフリーエネルギー装置ではなくプラズマ発生装置だとか主張を変えているようです・・・・。
プラズマ発生装置?余計理解できなくなりました。
ケッシュ財団が販売しているフリーエネルギー装置、Magravs
Power(マグラブパワー)です。
日本でも実際に購入された方が多数居られるようで、今後の検証結果が待ち遠しいこの装置だが、性能は単純に入出力を測定して確かめられるモノではなさそうなのだ。
こちらに取り扱いマニュアルがあります。
これによるとチューニングのような作業が長期にわたって必要であり、これを怠ると所定の効果が出ないらしい。
これを見て真っ先に思い浮かべた疑念は、装置の中にバッテリーのようなものが入っていてそれを充電する期間が必要なのかな?ということでした。
ただ、リチウムなどは空輸できないし、鉛蓄電池のようなものだと定められた厳重な梱包であれば可能だが、しかし当方が拝見した写真では簡易なものだったのでバッテリー説は除外かな?
船便なら???
それとマニュアルによると装置には極性の指定があってそれを付属している電圧検出器で調べるようですね。
交流にはプラスマイナスの極性はないのだが、電位の有無は存在していてアースされている方が電位0の方。それをこのテスターで調べるようだが、こんな事をしなくともコンセント差込口の長い方が電位0の極性である。
ここからはらしくもない推測なのだが、電流が流れていない純粋な電圧を長時間かけることによってその静電ポテンシャルが装置内の何かに反応してなんたらかんたら・・・・ニコラ・テスラ自身がテスラコイルの解説で「純粋な電圧、ほとんど純粋な電圧」など言葉を残しているようですからね。
EMAモーターの冷たい電流・・・etc.
ともかく、効率測定結果が待ち遠しい限りである。
だたし、電源に接続していないのにマグラブから電気が現れた、大成功!ではありません。その場合は、内部をきちんと調査して蓄電機能が無いことを確認しなければならない。
ケッシュ財団が販売している自称フリーエネルギー装置「マグラヴ・パワー・ユニット」の成功例みたいですが、ありえない電流の流れ方をしております。
電流連続則つまり電荷保存則が見事に破れております。
いったいマグラヴ・コイルから発生した電流はどこへ消えてゆくのでしょうか???
手品をするのならもう少しやり方があるのでは?とアドバイスをしたくなります。
ただ、コンデンサ(プラズマ・キャパシターと言うらしい・・・・)があるのでそこを流れるのかな?とも思いましたが、そうなるとマグラヴ・コイル端子間にもそのキャパシターがあるので短絡してしまう。
というか並列回路なのでやはり無理。
この装置はケッシュ財団で499.99EUR(65,000円)で販売されております。
無尽蔵のエネルギーを生み出す装置がたったの65,000円です!
このマグラヴ・コイルの作り方はこちらに書かれております。
当方がこの装置を初めて見たとき電気コンロかと思いましたが、構造は至って
シンプルで二本の無誘導コイルをリング状にしただけのものです。
ただ、皮膜コーティングされていない裸の銅線にブタンガスで炙ってナノコーテ
イングさせるのだそうだから訳がわからない。
100円ライターで炙って煤だらけにした裸銅線に絶縁性はきちんとあるのでしょ
うか?また仮にその方法で表面だけ絶縁できたとしてもコイル間は短絡しているから電流はコイル状には流れないはず。
自作を試みる方、これは非常に危ないです。
感電、火災の危険がありますのでコンセントに差し込むときはご注意を。
車用のも見ましたがバッ直でした。
ケッシュ財団で蓄電池を販売しておりますね。
蓄電池の性能を検証するには数ヵ月の時間を要しますから真偽を見破るのは大変です。
ケッシュ財団の蓄電池の写真をよくご覧下さい。
CGです。
本当に大丈夫なのでしょうか?
見たところこれはおそらく太陽光発電と併用して使う蓄電池なのではないでしょうか。
出力がどの程度なのか分かりませんが、家庭の電源をまかなう蓄電池でこの価格は安いと思いますが、耐久性はどの程度あるのか不明です。
また説明文に寄付がどうのこうのと不気味な一文があるのも気になります。