2015年8月10日

こちらのサイトにあるEMAモーターに関するTom Valentineの取材記事で特に重要だと感じたところだけ抜粋してみました。

原文を載せますので翻訳は各自お願いします。

 

 

Gray's electromagnetic association (EMA) motor is not perpetual motion or any mystery, he stressed, but rather a unique blending of three known forces to make energy.

Three things about electricity fascinated him: (1) a capacitor can store an electric charge and release it on demand, (2) pulses of electricity can be sent out and brought back, 93) lightning bolts seem to be more powerful when closer to the earth where the atmosphere is heaviest.

 

These three principles, plus a super-secret means of generating and mixing static electricity, make up Gray's EMA motor.

The motor draws small amounts of direct current from a battery and blends it with static electricity to make the static "work".

Gray explained, "The battery can last for a long time, because most of the energy returns to it. The secret to this is in the capacitors and in being able to split the positive."
When Gray said "split the positive", the faces of two knowledgeable physicists screwed up in bewilderment.
Normally, electricity consists of positive and negative particles.
But Gray's system is capable of using one or the other separately and effectively.

 

ちなみに一見重要だと思える、コンデンサの放電電流はきわめて短時間なので省エネになるとか、逆起電力を回収して再利用だとかは電気工学を知っている人間からみればほとんど無意味な戯言です。

 

 

 

 

2015年8月9日

1973年、この究極のフリーエネルギーモーターがアメリカに登場しました。
開発費は110万ドル。
当時の1ドルは360円なので日本円にすると4億円、さらにこれを今の物価になおすと約5倍の20億円になります。

このお金のすべてが一般市民約200人からの出資でした。
一人当たり1000万円!

このEMAモーター(4号機)の外観をよくご覧下さい。

ビデオデッキも無かった時代にこれだけのモーターを作ったのである。
今の価値観で考えれば大手自動車メーカーが作ったハイブリットモーターに相当するでしょう。

このEMAモーター(4号機)は一旦、詐欺としてロサンゼルス地方検事に没収されるのだが出資者からはだれ一人として告訴をしてこない。

訴訟国家アメリカなのにである。

普通、被害総額が億単位の詐欺ならば必ず事件になります。

しかしこのEMAモーターはならなかった。

結局、この4号機が戻ってくることはなく、仕方なく発明者のGrayは6号機を新たに作ることになります。

20億円の詐欺を働いてまた同じEMAモーターを作るのです。

これ、本当に詐欺ですか?

この6号機を作る間、GrayのパートナーだったHackenbergerが井出氏にスタティックジェネレーターを見せます。

そしてなぜかそのHackenbergerがチームから外されてしまいます。

(このHackenbergerが装置を受け取って中を調べたら電池が入っていたという情報もありますが、そもそもEMAモーターの設計を担当した技術責任者はHackenbergerです)


そしてEMAモーター(6号機)と井出氏がご対面するわけですが、その公開直後にGrayもEMAモーター(6号機)も忽然と消えてしまうのです。

もちろん出資者からの訴訟は一切なし。

後にGrayは監視付きで豪邸に住んでいるという噂も流れましたが本当どうかは分かりません。

ともかく詐欺ならば事件に発展する被害総額です。

だからホンモノだとするのはあまりにも短絡的すぎる発想かも知れないが、当会としてはその実力を認めているということだけは一応書き記しておきたいと思います。

変わったEMAモーター(4号機)の写真がこのサイトにあったので勝手に少しだけ拝借させて頂きました。

 

トルク測定の様子。

固定子の写真。

冷たい電流は子供でも感電しない安全な電流のようです。

 

 

 

 

2015年7月23日

EMAモーターのノウハウが書かれた電子書籍らしいです。
エネルギー問題をすべて解決してしまう技術をこの価格で販売するのも驚きだが、本物なら日本人からも追試成功者が出るはずである。

この電子書籍に載っているEMAモーターの再現(?)らしきモーターの写真はこちらのブログにありました。

本物のEMAモーターは磁極が2個ついた特殊な構造をしているが、このモーターには1個しかついていない。

この画像はEMAモーターの特許から頂戴しました。

なにを販売している?

 

 

 

 

 

2015年5月16日

フリーエネルギーが再生可能エネルギーであったら。
たとえばEMAモーター。

1号機に着手したのが1961年、この年はNASAが燃料電池の開発を始めた年。
グレイはそれに興味を持ち、独学で燃料電池の研究に着手する。
ほとんど素人だったので悪戦苦闘しやっとの思いできちんと動く4号機が完成。

グレイは言う。

「EMAモーターは酸素が無いとうまく動作しない」・・・・・と

燃料電池で動作するモーターならば当然である。
そして「冷却作用」、正確にはモーター全体に水滴が付着し始める。

酸素と水素を反応させると電気の他に何が発生するだろか?

水(水蒸気)である!

それを見た見学者の反応・・・・・・いう必要はないだろう。
EMAモーターが見せた大出力も燃料電池ならば可能だ。
起動用の12Vバッテリーなど見せかけである。

そしてグレイは、EMAモーター(燃料電池)を真っ先に自動車に搭載しようと働きかけていたが、これは今では常識です。

とまあ、厳密さを欠いたかなりいい加減な解釈ではあるが、あながち無いとも言えない話ではないだろうか。

もちろん当方としてはそういうものであって欲しくはない。

 

 

 

 

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